Twitchクリップとは
Twitchクリップ:
配信中または配信アーカイブから
直前の30〜60秒(最大2分)を切り取って保存する機能
使用方法:
・視聴者が配信中にハイライトを作成できる
・配信者自身もクリップを作成できる
・クリップはSNSでシェアしやすい
OBSとの関係:
→ Twitchクリップ機能はTwitchサーバー側で処理
→ OBSの設定が適切であれば自動的に機能する
クリップが機能するための前提条件
1. TwitchアカウントがOBSに連携されている
2. 配信中(Live中)であること
3. 配信の遅延設定が適切であること
4. ビットレートが最低ライン以上であること
OBSとTwitchの接続設定
OBS → 設定 → 配信
サービス: Twitch
→「アカウントに接続」をクリック
→ Twitchアカウントで認証
→ ストリームキーが自動設定される
サービスの統合機能:
→「Twitch Chat」へのアクセス
→ クリップ作成は視聴者・配信者がTwitchウェブやアプリから行う
クリップ向けの配信遅延設定
Twitchの遅延設定によってクリップの品質が変わります。
Twitch Creator Dashboard:
→「配信設定」→「遅延」
低遅延(2〜5秒):
→ ライブ感が高い
→ クリップ作成可能
通常の遅延(15〜30秒):
→ より安定した配信
→ クリップ作成可能
超低遅延:
→ 一部機能が制限される場合がある
クリップ向けのビットレート設定
Twitchのビットレート推奨値:
1080p 60fps: 6,000 Kbps(最大)
720p 60fps: 4,500〜6,000 Kbps
720p 30fps: 3,000〜4,500 Kbps
OBS設定:
OBS → 設定 → 出力 → 配信タブ
ビットレート: 6000 Kbps(Twitchパートナーは最大8,500 Kbps)
→ ビットレートが低すぎるとクリップの画質が低下
OBSリプレイバッファとTwitchクリップの違い
OBSリプレイバッファ:
→ ローカルPCに過去X秒を保存
→ Twitchには関係なく動作
→ 高品質な録画データを手元に保存
Twitchクリップ:
→ Twitchサーバー上で処理
→ 視聴者も作成できる
→ Twitchのプラットフォーム内でシェアしやすい
おすすめ:
→ 両方を同時に使う
→ OBSリプレイバッファ: 高品質な手元データ
→ Twitchクリップ: SNS共有・視聴者とのシェア
OBSでリプレイバッファを設定する
OBS → 設定 → 出力
→「リプレイバッファ」タブ
リプレイバッファを有効にする: オン
最大リプレイ時間: 60秒(Twitchクリップと同じ長さ)
最大メモリ(MB): 1024〜2048
ホットキー設定:
設定 → ホットキー →「リプレイバッファを保存」: F10
クリップが作成できない場合の対処法
「クリップできない」エラーの場合:
1. VOD(配信アーカイブ)が有効になっているか確認
Twitch設定 → チャンネルと動画 → VODを有効化
2. ストリームキーが正しいか確認
OBS → 設定 → 配信 → ストリームキーを再取得
3. 配信が安定しているか確認
OBS統計ウィンドウ → ドロップフレーム 0%
4. アカウントのクリップ機能が制限されていないか確認
Twitchサポートに問い合わせ
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- TwitchクリップはTwitchサーバーがOBSの配信を処理して作成する
- OBSはアカウント連携とビットレート設定だけ正しく設定すればOK
- クリップ品質のために6,000 Kbps以上のビットレートを推奨
- OBSリプレイバッファと組み合わせると高品質なローカル保存も可能
- クリップできない場合はVODが有効になっているか確認する