OBS Guide
Twitchクリップ配信設定ハイライト

OBS Twitch配信でクリップが使えるようにする設定方法

OBSでTwitch配信中にクリップ機能を有効にする設定方法を解説。Twitchクリップの仕組み・遅延設定・クリップを最大限活用するための配信設定をまとめています。

公開: 2026-03-05

Twitchクリップとは

Twitchクリップ:
配信中または配信アーカイブから
直前の30〜60秒(最大2分)を切り取って保存する機能

使用方法:
・視聴者が配信中にハイライトを作成できる
・配信者自身もクリップを作成できる
・クリップはSNSでシェアしやすい

OBSとの関係:
→ Twitchクリップ機能はTwitchサーバー側で処理
→ OBSの設定が適切であれば自動的に機能する

クリップが機能するための前提条件

1. TwitchアカウントがOBSに連携されている
2. 配信中(Live中)であること
3. 配信の遅延設定が適切であること
4. ビットレートが最低ライン以上であること

OBSとTwitchの接続設定

OBS → 設定 → 配信

サービス: Twitch
→「アカウントに接続」をクリック
→ Twitchアカウントで認証
→ ストリームキーが自動設定される

サービスの統合機能:
→「Twitch Chat」へのアクセス
→ クリップ作成は視聴者・配信者がTwitchウェブやアプリから行う

クリップ向けの配信遅延設定

Twitchの遅延設定によってクリップの品質が変わります。

Twitch Creator Dashboard:
→「配信設定」→「遅延」

低遅延(2〜5秒):
→ ライブ感が高い
→ クリップ作成可能

通常の遅延(15〜30秒):
→ より安定した配信
→ クリップ作成可能

超低遅延:
→ 一部機能が制限される場合がある

クリップ向けのビットレート設定

Twitchのビットレート推奨値:
1080p 60fps: 6,000 Kbps(最大)
720p 60fps:  4,500〜6,000 Kbps
720p 30fps:  3,000〜4,500 Kbps

OBS設定:
OBS → 設定 → 出力 → 配信タブ
ビットレート: 6000 Kbps(Twitchパートナーは最大8,500 Kbps)

→ ビットレートが低すぎるとクリップの画質が低下

OBSリプレイバッファとTwitchクリップの違い

OBSリプレイバッファ:
→ ローカルPCに過去X秒を保存
→ Twitchには関係なく動作
→ 高品質な録画データを手元に保存

Twitchクリップ:
→ Twitchサーバー上で処理
→ 視聴者も作成できる
→ Twitchのプラットフォーム内でシェアしやすい

おすすめ:
→ 両方を同時に使う
→ OBSリプレイバッファ: 高品質な手元データ
→ Twitchクリップ: SNS共有・視聴者とのシェア

OBSでリプレイバッファを設定する

OBS → 設定 → 出力
→「リプレイバッファ」タブ

リプレイバッファを有効にする: オン
最大リプレイ時間: 60秒(Twitchクリップと同じ長さ)
最大メモリ(MB): 1024〜2048

ホットキー設定:
設定 → ホットキー →「リプレイバッファを保存」: F10

クリップが作成できない場合の対処法

「クリップできない」エラーの場合:

1. VOD(配信アーカイブ)が有効になっているか確認
   Twitch設定 → チャンネルと動画 → VODを有効化

2. ストリームキーが正しいか確認
   OBS → 設定 → 配信 → ストリームキーを再取得

3. 配信が安定しているか確認
   OBS統計ウィンドウ → ドロップフレーム 0%

4. アカウントのクリップ機能が制限されていないか確認
   Twitchサポートに問い合わせ

検証環境

CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4

まとめ

  • TwitchクリップはTwitchサーバーがOBSの配信を処理して作成する
  • OBSはアカウント連携とビットレート設定だけ正しく設定すればOK
  • クリップ品質のために6,000 Kbps以上のビットレートを推奨
  • OBSリプレイバッファと組み合わせると高品質なローカル保存も可能
  • クリップできない場合はVODが有効になっているか確認する

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