リプレイバッファとは
リプレイバッファは、OBSが常時最新の映像をメモリに保持し続ける機能です。
仕組み:
OBSが常時最新60秒(設定可能)の映像を一時保持
→ ホットキーを押した瞬間に直前の60秒をファイルに保存
録画していなかった神プレイを後から保存できます。GeForce ExperienceのShadowPlayと同様の機能です。
リプレイバッファの設定
OBS → 設定 → 出力 → リプレイバッファタブ
リプレイバッファを有効化: チェック
最大リプレイタイム(秒): 60〜300(保存したい秒数)
最大メモリ(MB): 2048〜4096(RAM容量に合わせて)
ホットキーの設定
設定 → ホットキー
→「リプレイバッファを保存」: キーを割り当て
(例: Alt+F10 / F12)
リプレイバッファの使い方
1. OBSのメイン画面 → 「リプレイバッファ開始」をクリック
2. ゲームを普通にプレイする(録画は不要)
3. 神プレイが起きたらホットキーを押す
4. 直前の設定時間分の映像がファイルに保存される
保存先は通常の録画フォルダと同じです。
リプレイバッファの推奨設定
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| リプレイタイム | 60〜120秒 |
| 最大メモリ | 2048〜4096 MB |
| ビットレート | 通常録画と同じ |
メモリ使用量の目安
リプレイタイム × ビットレート = 必要メモリ
例: 60秒 × 6,000kbps = 360,000 kb ÷ 8 = 45 MB
120秒 × 20,000kbps = 2,400,000 kb ÷ 8 ≒ 300 MB
PCのRAMに余裕があれば長い時間・高いビットレートを設定できます。
NVIDIA ShadowPlayとの比較
| 機能 | OBSリプレイバッファ | NVIDIA ShadowPlay |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料(GeForce Experience) |
| GPU | 問わない | NVIDIA GPU必要 |
| 録画品質設定 | 自由 | 制限あり |
| CPU負荷 | 低〜中 | 低(GPU処理) |
NVIDIA GPUがある場合はどちらでも使えますが、OBSは品質設定の自由度が高いです。
録画と同時使用
リプレイバッファは通常の録画と同時に使用できます。
録画中のリプレイバッファ: 録画+リプレイバッファの両方が動作
→ CPUやGPUの負荷は増加する
→ 十分なスペックがあれば問題なし
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- リプレイバッファは常時最新の映像をメモリに保持する機能
- ホットキーを押した瞬間に直前の指定秒数の映像をファイル保存
- 設定は出力→リプレイバッファタブで有効化
- ホットキーを事前に設定しておくことが重要
- 通常の録画と同時使用可能(GPU/CPUの追加負荷あり)