4K録画に必要なPC性能
4K録画はフルHD録画より高いPC性能が必要です。
| 要素 | 最低要件 | 推奨 |
|---|---|---|
| GPU | GTX 1080 Ti | RTX 3070以降 |
| CPU | Core i7 第9世代以降 | Core i9 / Ryzen 9 |
| RAM | 16GB | 32GB |
| ストレージ書き込み速度 | 50MB/s以上 | NVMe SSD |
| ディスプレイ | 4Kモニター推奨 | 4Kモニター |
4K録画の基本設定
OBS → 設定 → 映像
基本解像度: 3840×2160
出力解像度: 3840×2160
FPS: 60(または30・PCスペック次第)
スケーリングフィルタ: ランチョス(縮小時)
エンコーダー設定(NVENC推奨)
OBS → 設定 → 出力
出力モード: 詳細
録画タブ:
エンコーダ: NVENC H.264 または NVENC H.265(推奨)
レート制御: CRF または CQ
CRF/CQ: 20〜23
プリセット: P6 (slower)
H.265(HEVC)を使うとH.264より同画質でファイルサイズが約30%小さくなります。
AV1エンコードの活用(RTX 4000以降)
RTX 4000シリーズ以降ではAV1エンコードが使用できます。
エンコーダ: NVENC AV1
レート制御: CQ
CQ: 25〜28
プリセット: P6
AV1はH.265より更にファイルサイズを削減できます。ただし再生環境の対応が必要です。
ファイルサイズの目安
4K60fps録画のファイルサイズ概算(NVENC H.265・CQ20設定):
| 録画時間 | ファイルサイズの目安 |
|---|---|
| 30分 | 20〜40 GB |
| 1時間 | 40〜80 GB |
| 2時間 | 80〜160 GB |
4K録画は大容量ストレージが必要です。録画専用のNVMe SSD(2TB以上)を推奨します。
4K録画でカクつく場合
4K録画でGPU・CPUに負荷がかかる場合の対処:
1. FPSを60から30に下げる
2. エンコードプリセットをP5〜P6に下げる(P7→P5)
3. H.264からH.265に変更(エンコード効率が高い)
4. 出力解像度を1440pに下げる
4Kモニターがない場合
4Kモニターがなくても4K録画は可能です。
基本解像度: 3840×2160
(モニターが1080pでもOBSの基本解像度は4Kに設定可能)
ただし、ゲーム側が4K出力に対応している必要があります。
YouTubeへの4Kアップロード
4K録画したファイルをYouTubeにアップロードする場合の推奨設定:
録画コーデック: H.265またはAV1
解像度: 3840×2160
FPS: 30または60
YouTubeは4K動画に対してVP9またはAV1でエンコードします。アップロード後、4K品質が有効になるまで数時間かかる場合があります。
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- 4K録画はRTX系GPUでのNVENC H.265またはAV1が効率的
- 設定→映像で基本・出力解像度を3840×2160に設定
- ファイルサイズが大きいため専用NVMe SSD(2TB以上)を推奨
- 負荷が高い場合はFPSを30に下げるか1440pに変更
- YouTubeへの4KアップロードはH.265以上のコーデックが適している