OBS Guide
4K高解像度録画NVENC

OBS 4K録画の設定方法【高品質・ファイルサイズ管理】

OBSで4K(3840×2160)録画を行うための設定方法を解説。必要なPC性能・エンコーダー設定・ファイルサイズの管理方法など4K録画のポイントをまとめています。

公開: 2026-03-05

4K録画に必要なPC性能

4K録画はフルHD録画より高いPC性能が必要です。

要素最低要件推奨
GPUGTX 1080 TiRTX 3070以降
CPUCore i7 第9世代以降Core i9 / Ryzen 9
RAM16GB32GB
ストレージ書き込み速度50MB/s以上NVMe SSD
ディスプレイ4Kモニター推奨4Kモニター

4K録画の基本設定

OBS → 設定 → 映像

基本解像度: 3840×2160
出力解像度: 3840×2160
FPS: 60(または30・PCスペック次第)
スケーリングフィルタ: ランチョス(縮小時)

エンコーダー設定(NVENC推奨)

OBS → 設定 → 出力
出力モード: 詳細

録画タブ:
エンコーダ: NVENC H.264 または NVENC H.265(推奨)
レート制御: CRF または CQ
CRF/CQ: 20〜23
プリセット: P6 (slower)
H.265(HEVC)を使うとH.264より同画質でファイルサイズが約30%小さくなります。

AV1エンコードの活用(RTX 4000以降)

RTX 4000シリーズ以降ではAV1エンコードが使用できます。

エンコーダ: NVENC AV1
レート制御: CQ
CQ: 25〜28
プリセット: P6

AV1はH.265より更にファイルサイズを削減できます。ただし再生環境の対応が必要です。


ファイルサイズの目安

4K60fps録画のファイルサイズ概算(NVENC H.265・CQ20設定):

録画時間ファイルサイズの目安
30分20〜40 GB
1時間40〜80 GB
2時間80〜160 GB

4K録画は大容量ストレージが必要です。録画専用のNVMe SSD(2TB以上)を推奨します。


4K録画でカクつく場合

4K録画でGPU・CPUに負荷がかかる場合の対処:

1. FPSを60から30に下げる
2. エンコードプリセットをP5〜P6に下げる(P7→P5)
3. H.264からH.265に変更(エンコード効率が高い)
4. 出力解像度を1440pに下げる

4Kモニターがない場合

4Kモニターがなくても4K録画は可能です。

基本解像度: 3840×2160
(モニターが1080pでもOBSの基本解像度は4Kに設定可能)

ただし、ゲーム側が4K出力に対応している必要があります。


YouTubeへの4Kアップロード

4K録画したファイルをYouTubeにアップロードする場合の推奨設定:

録画コーデック: H.265またはAV1
解像度: 3840×2160
FPS: 30または60

YouTubeは4K動画に対してVP9またはAV1でエンコードします。アップロード後、4K品質が有効になるまで数時間かかる場合があります。


検証環境

CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4

まとめ

  • 4K録画はRTX系GPUでのNVENC H.265またはAV1が効率的
  • 設定→映像で基本・出力解像度を3840×2160に設定
  • ファイルサイズが大きいため専用NVMe SSD(2TB以上)を推奨
  • 負荷が高い場合はFPSを30に下げるか1440pに変更
  • YouTubeへの4KアップロードはH.265以上のコーデックが適している

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