結論:解像度設定の基本
OBS → 設定 → 映像
基本解像度: 1920×1080(PCのメイン画面と同じ)
出力解像度: 1920×1080(録画)/ 1280×720(配信)
スケーリングフィルタ: ランチョス(縮小時)/ 双線形(等倍)
FPS: 60
基本解像度と出力解像度を分けることで、キャプチャは高解像度のまま、配信は低解像度に変換できます。
基本解像度と出力解像度の違い
| 設定名 | 意味 | 何に影響するか |
|---|---|---|
| 基本解像度 | OBSのキャンバスサイズ | ソースの配置・プレビューの大きさ |
| 出力解像度 | 実際に録画・配信される解像度 | ファイルサイズ・配信の画質 |
具体例
基本解像度: 1920×1080(PCの画面と同じ)
出力解像度: 1280×720(配信用に縮小)
この設定では1080pのキャンバスで編集しながら、720pとして配信できます。
解像度の種類と特徴
| 解像度 | 縦×横 | 用途 |
|---|---|---|
| 720p | 1280×720 | 配信(低回線)・低スペックPC |
| 1080p | 1920×1080 | 配信・録画の標準 |
| 1440p | 2560×1440 | 高品質録画・YouTube 4K近く |
| 4K UHD | 3840×2160 | 最高品質録画 |
| 1080p縦 | 1080×1920 | スマホ向け縦動画 |
設定手順
手順1 基本解像度を設定する
OBS → 設定 → 映像
基本解像度: モニターの解像度と同じに設定
モニターが1920×1080なら1920×1080、2560×1440なら2560×1440に設定します。
「モニター解像度に一致」ボタンを使うと自動設定されます。
手順2 出力解像度を設定する
録画の場合:出力解像度: 基本解像度と同じ(1920×1080等)
配信の場合:
出力解像度: 1280×720(回線が遅い場合)
1920×1080(回線速度が十分な場合)
手順3 スケーリングフィルタを設定する
縮小する場合はランチョスが最も高品質です。
スケーリングフィルタ: ランチョス(縮小時に推奨)
等倍出力の場合は双線形または設定不要です。
用途別推奨設定
ゲーム録画(高品質保存)
基本解像度: 1920×1080
出力解像度: 1920×1080
FPS: 60
スケーリング: 双線形(等倍のため不要)
YouTube投稿用
基本解像度: 1920×1080
出力解像度: 1920×1080
FPS: 60
(編集後に書き出す場合は1440p以上も選択肢)
Twitch配信(ビットレート節約)
基本解像度: 1920×1080
出力解像度: 1280×720
FPS: 60
スケーリング: ランチョス
ニコニコ生放送
基本解像度: 1920×1080
出力解像度: 1280×720
FPS: 30
(ビットレート上限が低いため720p30推奨)
アスペクト比について
OBSのデフォルトは16:9(横長)です。
縦動画(TikTok・YouTube Shorts)を制作する場合:
基本解像度: 1080×1920(9:16)
出力解像度: 1080×1920
ソースを縦長に配置してキャプチャできます。
解像度変更後の確認事項
解像度を変更した後は以下を確認してください。
- 既存のシーン・ソースのレイアウトが崩れていないか
- テキストソースの位置が変わっていないか
- 録画・配信の出力設定と一致しているか
OBS → プロファイル
複数の解像度プロファイルを保存しておくと、切り替えが容易になります。
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- 基本解像度はモニター解像度と同じにする
- 出力解像度は用途に合わせて変更(録画:1080p、配信:720p等)
- 縮小する場合はスケーリングフィルタ: ランチョスが高品質
- 縦動画は1080×1920に設定する
- 複数の用途がある場合はプロファイルで設定を保存