OBSのメモリ使用量が高い主な原因
| 原因 | 影響 |
|---|---|
| ブラウザソースが多い | 各ソースがChromeエンジンを使用 |
| 高解像度メディアソース | 動画・GIFが大量にメモリを消費 |
| プラグインのメモリリーク | 長時間使用で増加し続ける |
| リプレイバッファ設定が大きい | バッファサイズ分メモリを確保 |
| 録画ビットレートが高すぎる | 内部バッファが増大 |
OBSのメモリ使用量を確認する方法
タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)
→「プロセス」タブ
→ obs64.exe のメモリ使用量を確認
通常の目安:
・ブラウザソース0個: 200〜400MB
・ブラウザソース3〜5個: 600MB〜1GB
・長時間配信後: 1.5GB以上になることがある
解決方法1:ブラウザソースを最適化する
ブラウザソースはOBSのメモリを最も消費するソースの一つです。
不要なブラウザソースを削除:
→ 使っていないウィジェット(チャット・アラート)を確認
→ 非表示のままのブラウザソースを削除
ブラウザソースの設定:
ソース → ブラウザソース → プロパティ
→「シーン非アクティブ時にソースをシャットダウン」にチェック
→ 表示していないシーンのブラウザをメモリから解放
解決方法2:メディアソースを最適化する
高解像度の動画・GIFは使用前に圧縮する:
→ 背景動画は解像度を下げてエンコード(1080p以下)
→ アニメーションGIFはWebPまたはWebMに変換
→ ループ動画は短くする(30秒以内)
メディアソースのキャッシュを無効化:
ソース → メディアソース → プロパティ
→「ループ」中の不要な高品質設定を確認
解決方法3:リプレイバッファを適切に設定する
OBS → 設定 → 出力 → リプレイバッファ
リプレイ長: 30秒(デフォルト)
→ 長くするほどメモリ消費が増える
メモリが不足する場合:
→ リプレイ長を20秒以下に減らす
→ または配信中はリプレイバッファを無効にする
解決方法4:OBSを定期的に再起動する
長時間使用するとメモリが増え続ける場合があります。
配信・録画間の休憩時にOBSを再起動:
→ 蓄積したメモリを解放
→ 次の配信セッションを安定して開始
配信が長時間になる場合:
→ シーン切り替えを減らす
→ ブラウザソースの更新頻度を下げる
解決方法5:プラグインを見直す
不要なプラグインを無効化:
C:\Program Files\obs-studio\obs-plugins\64bit\
→ 使っていない .dll を別フォルダに移動
特にメモリを使うことが多いプラグイン:
・StreamFX(多機能だがリソースを消費)
・古いバージョンのプラグイン
解決方法6:シーンコレクションを整理する
使っていないシーンコレクションを削除:
OBS → シーンコレクション → 不要なコレクションを削除
1シーンコレクションに
ソースが多すぎると重くなる:
→ 10シーン以上ある場合は目的別に分割
OBSに必要なRAM容量
| 用途 | 推奨RAM |
|---|---|
| 録画のみ(シンプル構成) | 8GB |
| 配信(ブラウザソース複数) | 16GB |
| 高品質配信・多数のソース | 32GB以上 |
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- ブラウザソースは非アクティブ時にシャットダウンを有効にする
- 高解像度の動画・GIFは事前に圧縮してから使用する
- リプレイバッファのバッファ長を短くする
- 長時間配信前にOBSを再起動してメモリを解放する
- 不要なプラグインを無効化してメモリ消費を減らす