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音声遅延映像同期同期オフセット音ズレ

OBS 音声と映像の遅延(ずれ)を同期させる方法

OBSで音声が映像より遅れる・先行する問題の原因と解決方法を解説。同期オフセット設定・サンプルレート統一・キャプチャボード遅延補正の手順をまとめています。

公開: 2026-03-05

音声と映像がずれる主な原因

原因状況
キャプチャボードの映像遅延コンソールゲームをキャプチャ時
マイクの音声遅延マイクがUSB接続で処理が遅い
映像処理の遅延OBSのレンダリング遅延
サンプルレートの不一致時間経過とともにズレが広がる

確認方法:どちらが遅れているか

1. テスト動画・テスト音声を録画
2. 映像と音声を比較
   ・映像に対して音声が「遅れる」か「先行する」かを確認

映像より音声が遅れる:
→ 音声に「負の」オフセットは使わない(映像を遅らせる)
→ 同期オフセットに「正の値」を設定(音声を前に出す)

映像より音声が先行する:
→ 同期オフセットに「正の値」を設定(音声を遅らせる)

対処法1:同期オフセットで調整する

音声ミキサー → 遅延させたい音源の歯車 → 音声の詳細プロパティ

同期オフセット(ms):
・音声を遅らせる場合: 正の値(例: +200)
・映像処理の遅延を補正: 負の値(例: -100)

キャプチャボードの場合

キャプチャボードで映像に遅延が発生している場合、音声を遅らせることで同期できます。

デスクトップ音声(ゲーム音)の同期オフセット:
→ +100〜+400 ms(キャプチャボードの遅延に合わせて調整)

対処法2:サンプルレートを統一する

サンプルレートが統一されていないと、時間経過とともにズレが広がります。

OBS → 設定 → 音声
サンプルレート: 48000 Hz

Windowsのサウンド設定:
全デバイスのサンプルレートを48000 Hzに統一

設定方法:

スピーカーを右クリック → プロパティ → 詳細タブ
→ 既定の形式: 「48000 Hz (16ビット、スタジオ音質)」に変更

対処法3:ビデオ遅延フィルター(映像を遅らせる)

音声が映像より先に来る場合、映像ソースを遅らせます。

ソース → 映像ソースを右クリック → フィルター
→ + → 「ビデオ遅延(非同期)」を追加

遅延(ミリ秒): 音声の先行量に合わせて設定

対処法4:エンコード設定の最適化

エンコードの処理が重いとビデオレンダリング遅延が発生します。

設定 → 出力 → エンコーダ: NVENC(CPU負荷を下げる)

キャプチャボードの遅延測定

キャプチャボードの遅延を正確に測定する方法:

1. OBSで録画を開始
2. タイマーアプリまたは時計をカメラに向けて録画
3. 録画ファイルで映像と音声(タイマー音)のズレを確認
4. ズレの量(ms)を同期オフセットに入力

音ズレが時間経過で広がる場合

徐々にズレが大きくなる場合、サンプルレートの不一致が原因です。

すべての音声デバイスを48000 Hzに統一することで解決
(上記「対処法2:サンプルレートを統一する」を参照)

検証環境

CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
キャプチャボード: AVerMedia GC553

まとめ

  • 音声の遅延は同期オフセット(ms)で調整する
  • キャプチャボードの映像遅延には音声に+100〜400msのオフセット
  • 時間経過でズレが広がる場合はサンプルレートを全デバイス48000 Hzに統一
  • 映像に対して音声が先行する場合はビデオ遅延フィルターを使う
  • 遅延量の正確な測定はタイマー動画で測定する

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