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OBS 仮想カメラの設定方法【Zoom・Teams・Discord連携】

OBSの仮想カメラ機能の設定方法を解説。OBSの映像をZoom・Teams・Discordのカメラ入力として使用する手順と、活用例・トラブル対処法をまとめています。

公開: 2026-03-05  /  更新: 2026-03-20

OBSの「仮想カメラ」機能を使うと、OBSで映している映像をZoom・Teams・Discordのカメラ入力としてそのまま使えます。ゲーム映像・オーバーレイ・加工済み映像を会議や通話に流したい場合に便利な機能です。

OBS 26以降は追加ソフト不要で標準搭載されており、ボタン一つで起動できます。


OBS仮想カメラの仕組み

仮想カメラはOBSの映像出力を仮想的なカメラデバイスとして認識させる機能です。

OBS(ゲーム映像・オーバーレイ・加工済み映像)→ OBS Virtual Camera(仮想デバイス)→ Zoom / Teams / Discord(カメラ入力として認識)


仮想カメラの起動手順

ステップ1:「仮想カメラ開始」ボタンを押す

OBSメイン画面の右下コントロール欄に「仮想カメラ開始」ボタンがあります。

OBSメイン画面の仮想カメラ開始ボタン OBS仮想カメラ開始ボタンのアップ

ステップ2:ボタンが青く変わることを確認する

クリックするとボタンが青く光り「仮想カメラ停止」に変わります。この状態で「OBS Virtual Camera」というデバイスがPCに作成されます。

OBS仮想カメラ起動後のメイン画面 仮想カメラ停止ボタン(起動中の状態)のアップ

Discordでの設定手順

ステップ1:Discord設定を開く

Discordの左下にあるユーザー名の横の歯車アイコンをクリックします。

Discordのユーザー設定歯車アイコン Discord左下の歯車アイコンのアップ

ステップ2:音声・ビデオ → カメラを「OBS Virtual Camera」に変更

左側メニューの「音声・ビデオ」を選択し、カメラのドロップダウンから「OBS Virtual Camera」を選びます。

Discord音声・ビデオ設定でOBS Virtual Cameraを選択 カメラプレビューにOBSのゲーム映像が映っている状態

カメラのプレビュー欄にOBSで映している映像がそのまま表示されれば設定完了です。


Zoom Workplaceでの設定手順

検証のためOBSにゲーム映像を映していますが、実際の会議ではWebカメラ映像やスライドをOBSで加工して使うケースが一般的です。設定手順の参考としてご覧ください。

ステップ1:設定を開く

Zoom Workplaceの右上プロフィールアイコンをクリックし、「設定」を選択します。

Zoom Workplaceのプロフィールメニューから設定を開く Zoom Workplaceのプロフィールアイコンと設定メニューのアップ

ステップ2:ビデオとエフェクト → カメラを変更

左メニュー「ビデオとエフェクト」を選択し、カメラのドロップダウンから「OBS Virtual Camera」を選びます。

ZoomのビデオとエフェクトでOBS Virtual Cameraを選択・ゲーム映像がプレビューに表示

プレビュー欄にOBSのゲーム映像が表示されれば設定完了です。


Microsoft Teamsでの設定手順

ステップ1:設定を開く

右上の「…(3点メニュー)」→「設定」をクリックします。

Microsoft Teamsの3点メニューから設定を開く Teams右上の3点メニューと設定ボタンのアップ

ステップ2:デバイス → カメラを「OBS Virtual Camera」に変更

左メニュー「デバイス」を選択し、ビデオの設定内カメラのドロップダウンから「OBS Virtual Camera」を選びます。

TeamsのデバイスページでOBS Virtual Cameraを選択

Teamsは設定画面でのカメラプレビューが表示されない仕様です。以下の手順でミーティングを作成して参加すると映像が確認できます。

ステップ3:ミーティングを作成して映像を確認する

左メニュー「ミーティング」→「会議リンクの作成」でタイトルを入力し「リンクの作成とコピー」をクリックします。

Teamsで会議リンクを作成する画面

作成された会議の「参加する」ボタンをクリックします。

Teamsで作成した会議に参加するボタン

参加前のプレビュー画面でカメラをオンにすると、OBSの映像が表示されます。

Teamsミーティング参加前プレビューにOBSのゲーム映像が表示されている

ミーティング参加中もOBSの映像がそのまま相手に届きます。

Teamsミーティング参加中にOBS仮想カメラの映像が全画面表示されている

映像が左右反転して見える場合について Teams・TikTok・多くのビデオ通話アプリはカメラ映像を自分のプレビューにミラー表示する仕様です。自分の画面では左右が逆に見えますが、相手には正しい向きで届いています。


活用例

ゲーム映像をそのまま会議に流す

OBSでゲームキャプチャを設定し、仮想カメラを起動するだけでDiscordの通話相手にゲーム画面を共有できます。画面共有と違い、OBSのオーバーレイやシーン切り替えも反映されます。

バーチャル背景(グリーンバックなし)

OBSのクロマキーフィルタでWebカメラの背景を除去し、任意の画像を背景に設定。その映像を仮想カメラで出力すればZoom・Teamsでグリーンバックなしのバーチャル背景が使えます。

スライド+顔出しの合成映像

OBSシーンにウィンドウキャプチャ(スライド)とWebカメラ(小窓)を重ね、仮想カメラで出力すると、プレゼン映像をそのままZoomのカメラとして使えます。


仮想カメラが表示されない場合

対処法手順
OBSを再起動仮想カメラを停止 → OBS再起動 → 再度「仮想カメラ開始」
ドライバを再インストールOBS → ツール → 仮想カメラドライバーをインストール
管理者として実行OBSのショートカットを右クリック → 管理者として実行

出力解像度の設定

仮想カメラの解像度はOBSの出力解像度に依存します。

設定場所推奨値
OBS → 設定 → 映像 → 出力解像度1920×1080(1080pカメラとして認識)

Zoom・Teamsのビデオ会議では720pでも十分な場合がほとんどです。


検証環境

項目内容
CPUIntel Core i9-14900K
GPUNvidia RTX 5070 Ti
メモリDDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
OBSバージョン32.0.4
確認アプリDiscord

まとめ

  • OBS 26以降は仮想カメラが標準搭載(追加ソフト不要)
  • メイン画面の「仮想カメラ開始」を押すだけで起動
  • Discordは設定 → 音声・ビデオ → カメラから「OBS Virtual Camera」を選択
  • ゲーム映像・オーバーレイ・加工映像をそのまま会議に流せる
  • 表示されない場合は仮想カメラドライバーを再インストール

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