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コンプレッサーフィルターマイク音質

OBS コンプレッサーフィルターの設定方法【マイク音量の均一化】

OBSのコンプレッサーフィルターの設定方法を解説。閾値・レシオ・アタック・リリースのパラメータの意味と、配信・録画向けの推奨設定をまとめています。

公開: 2026-03-05

コンプレッサーとは

コンプレッサーは音量の大小を均一にするフィルターです。

大きな声 → 圧縮して下げる
小さな声 → そのまま(または出力ゲインで全体的に上げる)

配信・録画で使うと、叫んだときに音割れせず、小声のときも聞き取りやすい音質になります。


コンプレッサーの設定手順

音声ミキサー → マイクの歯車アイコン → フィルター
→ + → 「コンプレッサー」を追加

パラメータの意味

パラメータ意味推奨値
レシオ圧縮率(x:1)。数値が高いほど強く圧縮4:1〜8:1
閾値この音量を超えたら圧縮を開始-18〜-12 dB
アタック音量が閾値を超えてから圧縮が始まるまでの時間6 ms
リリース音量が閾値以下になってから圧縮が解除されるまでの時間60 ms
出力ゲイン圧縮後の全体的な音量補正+2〜+5 dB
サイドチェインソース通常は「なし」なし

推奨設定

汎用(配信・録画)

レシオ: 6:1
閾値: -18 dB
アタック: 6 ms
リリース: 60 ms
出力ゲイン: +3 dB

強めのコンプレッション(音量差が大きい場合)

レシオ: 10:1
閾値: -20 dB
アタック: 6 ms
リリース: 60 ms
出力ゲイン: +5 dB

レシオの選び方

レシオ特徴用途
2:1〜4:1軽い圧縮・自然な音歌・楽器
4:1〜8:1中程度・音量均一配信マイク(標準)
10:1以上強い圧縮・ポッドキャスト向けポッドキャスト

閾値の設定

閾値は通常の会話音量を基準に設定します。

1. OBSの音声ミキサーで通常の会話レベルを確認
   (目安: -12〜-9 dB程度)
2. 閾値をその少し下に設定
   (通常会話が-12 dBなら閾値は-18〜-15 dB)

出力ゲインで音量を補正する

コンプレッサーをかけると全体的に音量が下がります。出力ゲインでこれを補います。

コンプレッサー適用前: マイクが -6 dBで動いている
コンプレッサー適用後: 全体的に -3〜-4 dB下がった
→ 出力ゲインを +3〜+4 dB に設定して元のレベルに戻す

フィルターの適用順序

コンプレッサーは以下の順番で適用します。

1. ノイズ抑制(RNNoise)
2. ノイズゲート
3. コンプレッサー ← ここ
4. ゲイン(追加音量調整が必要な場合)

ノイズを除去してからコンプレッサーをかけることで、ノイズが増幅されるのを防ぎます。


コンプレッサーの効果確認

音声ミキサー → マイクの歯車 → 音声の詳細プロパティ
→ 音声監視: 「監視のみ(出力はミュート)」
→ ヘッドフォンで効果を確認
→ 確認後: 「監視なし」に戻す

検証環境

CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4

まとめ

  • コンプレッサーは音量の大小を均一化するフィルター
  • 推奨設定: レシオ6:1・閾値-18dB・アタック6ms・リリース60ms
  • 圧縮後に音量が下がるため出力ゲインで+2〜5dB補正する
  • フィルターの順番はノイズ除去→ゲート→コンプレッサー
  • 効果確認は音声監視機能(ヘッドフォン)を使う

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