結論:マイク音量が小さいときの対処手順
- Windowsのマイク音量を上げる(コントロールパネル)
- OBSのゲインフィルターを追加する
- それでも足りなければオーディオインターフェースのゲインを上げる
正常な音量レベルの目安
OBSの音声ミキサーで確認:
通常の声で -12〜-6 dB の範囲が理想
常に -20 dB以下 → 音量が小さすぎる
常に -3 dB以上 → 音量が大きすぎる(クリッピング)
対処法1:Windowsのマイク音量を上げる
コントロールパネル → ハードウェアとサウンド → サウンド
→「録音」タブ → 使用中のマイクをダブルクリック
→「レベル」タブ
→ マイクの音量を80〜100に設定
→「マイクブースト」を+10〜20dBに設定
対処法2:OBSのゲインフィルターを追加する
音声ミキサー → マイクの歯車アイコン → フィルター
→ + → 「ゲイン」を追加
→ ゲイン(dB): +5〜+20 dB程度
注意: ゲインを上げすぎるとノイズも増幅されます。+10〜15 dB程度が実用的な上限です。
対処法3:コンプレッサーで音量を均一化する
音量のムラが大きい場合、コンプレッサーを使うと小さい音が聞こえやすくなります。
フィルター → + → コンプレッサー
閾値: -25 dB
レシオ: 6:1
出力ゲイン: +5 dB
アタック: 6 ms
リリース: 60 ms
対処法4:オーディオインターフェースのゲインを上げる
XLR接続のマイク(特にShure SM7B等)はインターフェースのゲインが不足していることがあります。
オーディオインターフェースのゲインノブを上げる
→ レベルメーターで最大音量時に-6dB以上になるよう調整
SM7B等の低出力マイクはゲインを最大近くにしても
音量が足りない場合がある
→ クラウドリフター(CL-1等)の使用を検討
USB接続マイクの場合
USBマイクはWindows側の音量設定が重要です。
Windowsの設定 → サウンド → 入力デバイスのボリューム
→ マイクのボリュームを最大(100)に設定
それでも足りなければ OBSのゲインフィルターを使う
マイクブーストの注意点
Windowsのマイクブーストは便利ですが、ノイズも増幅します。
マイクブーストなし + OBSゲインフィルター
→ ノイズが少ない(推奨)
マイクブースト +20dB
→ 音量は上がるがノイズも増幅される
音量設定後のノイズ対策
ゲインを上げた後にノイズが気になる場合:
1. ノイズ抑制フィルター(RNNoise)を追加
2. ノイズゲートを追加(発声していないときに音をカット)
詳しくはOBSノイズ除去の設定方法を参照してください。
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- まずWindowsのマイク音量を100・マイクブーストを+10〜20dBに設定
- OBSのゲインフィルターで更に補正(+5〜+15 dB)
- ゲインを上げるとノイズも増幅されるためノイズ除去フィルターも追加
- SM7B等の低出力マイクはクラウドリフターの使用も検討
- 目標レベルは話したときに-12〜-6 dB