OBS Guide
ノイズ除去フィルターマイク音質RNNoise

OBS ノイズ除去の設定方法【プラグイン・フィルター完全解説】

OBSのノイズ除去フィルター・プラグインの設定方法を解説。標準搭載のノイズ抑制・RTX Voiceとの連携・RNNoiseの使い方を詳しく説明します。

公開: 2026-03-05

結論:OBSのノイズ除去おすすめ方法

  1. RTX Voice / NVIDIA Broadcast(NVIDIA GPU搭載)
  2. RNNoise(CPU処理・高品質)
  3. OBS標準のノイズ抑制(手軽だが効果は控えめ)

NVIDIA GPU(GTX以降)があればNVIDIA Broadcastが最も高品質なノイズ除去を提供します。


ノイズ除去の方法一覧

方法必要なもの音質CPU負荷
OBS標準ノイズ抑制(RNNoise)なし低〜中
OBS標準ノイズ抑制(Speex)なし
NVIDIA BroadcastNVIDIA GPU最高GPU使用
NVIDIA RTX VoiceGTX以降最高GPU使用
VST2プラグイン(Reaper等)プラグイン

方法1:OBS標準のノイズ抑制フィルター

OBS 27以降はRNNoiseが標準搭載されています。追加プラグイン不要で使えます。

設定手順

音声ミキサー → マイクの歯車アイコン → フィルター

+ボタン → 「ノイズ抑制」を選択

方式: RNNoise(推奨)または Speex

RNNoiseとSpeexの違い

方式特徴
RNNoiseAIベースのノイズ除去。自然な音質。CPU負荷あり
Speex軽量。効果はRNNoiseより控えめ

RNNoiseを推奨します。CPU負荷は軽微で、環境ノイズをかなりきれいに除去できます。


方法2:NVIDIA Broadcast(最高品質)

NVIDIA GPU搭載PCで使える無料アプリです。AIによるノイズ除去・エコーキャンセル・背景除去が使えます。

導入手順

  1. NVIDIA公式サイト からNVIDIA Broadcastをダウンロード
  2. インストール後起動
  3. マイクタブで「ノイズ除去」をオン
  4. 仮想マイクデバイスが作成される

OBSで設定する

OBS → 設定 → 音声
マイク音声: NVIDIA RTX Broadcast(仮想マイク)を選択

これでNVIDIA Broadcastでノイズ除去された音がOBSに入力されます。


方法3:ノイズゲートとの組み合わせ

ノイズ抑制と組み合わせるとさらに効果的なのがノイズゲートです。

ノイズゲートとは

一定レベル以下の音(環境ノイズ・無音時のホワイトノイズ)を完全にカットするフィルターです。

設定手順

フィルター追加 → ノイズゲート

閉じる閾値: -40 dB〜-50 dB(環境に応じて調整)
開く閾値: -35 dB〜-45 dB

注意: ノイズゲートを強くしすぎると、語頭が切れる(最初の音が出ない)ことがあります。


方法4:コンプレッサーとの組み合わせ

コンプレッサーはマイク音量の大小を均一にするフィルターです。ノイズ抑制と組み合わせると音質が安定します。

フィルター → コンプレッサー

レシオ: 6〜10:1
閾値: -18 dB〜-12 dB
アタック: 6 ms
リリース: 60 ms
出力ゲイン: +2〜+5 dB

推奨フィルターチェーン

音質を最大化するフィルターの組み合わせ順:

1. ノイズ抑制(RNNoise)
2. ノイズゲート
3. コンプレッサー
4. ゲイン(必要に応じて音量調整)

フィルターは上から順番に適用されるため、順序が重要です。


フィルターの効果確認方法

OBS音声ミキサー → マイク → 歯車 → 音声の詳細プロパティ
音声監視: 「監視のみ(出力はミュート)」に設定

ヘッドフォンでリアルタイムにフィルター処理後の音を確認できます。確認後は「監視なし」に戻してください。


検証環境

CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4

まとめ

  • NVIDIA GPU搭載ならNVIDIA Broadcastが最高品質
  • それ以外はOBS標準のRNNoiseで十分な効果
  • ノイズゲートと組み合わせるとさらに効果的
  • フィルターの順序はノイズ抑制→ゲート→コンプレッサー
  • 音声監視機能でフィルター効果をリアルタイム確認できる

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