Move Transitionとは
Move Transitionは、OBSのシーン切り替え時にソースをアニメーションさせるプラグインです。
通常のシーン切り替え:
シーンA → 即座に切り替え or フェード
Move Transitionを使うと:
シーンA → ソースが移動・拡大縮小しながらシーンBへ
→ 洗練されたシーン切り替えが可能
インストール方法
OBS Plugin Browserからインストール:
OBS → ツール → OBSプラグインブラウザ
→「Move Transition」を検索 → インストール
または手動インストール:
GitHub: https://github.com/exeldro/obs-move-transition
→ リリースページから最新版をダウンロード
→ obs-plugins/64bit/ に .dll を配置
→ obs-data/obs-plugins/ にデータフォルダを配置
→ OBSを再起動
基本設定
シーントランジションにMove Transitionを設定
シーン一覧の下部
→「シーントランジション」の設定
→「+」→「Move Transition」を選択
→ 名前を付けて追加
または既存トランジションを変更:
シーン切り替えドロップダウン
→「Move Transition」を選択
Move Transitionの動作
Move Transitionは同じ名前のソースをシーン間で追跡します。
例:
シーンA: 「カメラ」ソースが左上に配置
シーンB: 「カメラ」ソースが中央に配置
→ Move Transitionで切り替えると
「カメラ」が左上から中央へアニメーションする
ポイント: ソース名が同じでないとアニメーションしません。
アニメーション速度の設定
トランジション → Move Transition → 設定(歯車)
継続時間: 300ms〜1000ms
→ 短いほどキビキビした動き
→ 長いほどゆっくりな動き
推奨: 400〜600ms
イージングの設定
Move Transitionの詳細設定:
移動 Easing:
・Linear(一定速度)
・Ease In(最初ゆっくり)
・Ease Out(最後ゆっくり)
・Ease In/Out(最初と最後ゆっくり)
推奨: Ease In/Out
→ 自然なアニメーションになる
個別ソースにMove Filterを設定
Move Filterを使うと、シーン内のソースをトリガーでアニメーションさせることができます。
ソース → フィルター → + →「Move Source Filter」
設定:
・開始位置・終了位置を指定
・継続時間
・ホットキーでトリガー
用途:
・テロップをスライドインさせる
・アラートアニメーション
シーン切り替えのカスタム設定
シーンごとに異なるトランジションを設定できます。
シーン一覧 → 切り替え先のシーンを右クリック
→「シーントランジションを設定」
→ そのシーンへの切り替え専用トランジションを選択
よくある使い方
ゲーム配信での活用
シーン構成:
・ゲーム画面(カメラ小)
・カメラ画面(カメラ大・ゲーム小)
→ Move Transitionでカメラとゲームが入れ替わるようにアニメーション
待機画面の演出
・「配信中」シーンから「しばらくお待ちください」シーンへ
→ ロゴやテキストがスライドして退場するアニメーション
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- Move Transitionは同名ソースをシーン間でアニメーション移動させる
- シーン切り替えの継続時間は400〜600msが自然
- Ease In/Outイージングが最も自然な動きになる
- シーントランジションをシーンごとに個別設定することも可能
- Move Source Filterでソース単体のアニメーションも設定できる