OBSプレビューが重い主な原因
| 原因 | 状況 |
|---|
| GPU使用率が高い | プレビューがGPUに追加負荷をかける |
| プレビュー解像度が高い | 4Kプレビューは特に重い |
| 複数のソースが多い | シーンにソースが多すぎる |
| マルチGPU環境 | プレビューとゲームが別GPUで競合 |
| OBSのハードウェアアクセラレーション設定 | レンダラーの問題 |
重要な前提:プレビューの重さは録画・配信品質に影響しない
OBSのプレビューは「確認用」の表示です。
プレビューがカクついても:
→ 実際の録画・配信映像は影響を受けない
ゲームのFPSが下がる場合:
→ プレビューを無効にすることでGPUに余裕ができる
解決方法1:プレビューを無効にする
OBS → プレビュー画面を右クリック
→「プレビューを無効にする」
配信・録画の品質には影響しない。
OBSをバックグラウンドで動かしている場合に有効。
解決方法2:スタジオモードを無効にする
OBSのスタジオモード(画面が2分割):
→ 左(プレビュー)+ 右(プログラム)の2画面描画
→ 通常モードの2倍の描画負荷
スタジオモードをオフ:
OBS → 右下の「スタジオモード」ボタンをクリックしてオフ
解決方法3:プレビューサイズを縮小する
OBSウィンドウを縮小する:
→ プレビューエリアが小さくなる
→ 描画負荷が下がる
プレビューをフルスクリーンにしている場合:
→ 通常ウィンドウサイズに戻す
解決方法4:レンダラーをDirectX 11に変更する
OBS → 設定 → 一般
→「一般」の下部にある「レンダラー」
DirectX 11(推奨):
→ NVIDIAとの相性が良い
→ 多くの環境で最も安定
DirectX 12:
→ 一部の環境で速いが問題が出ることもある
変更後はOBSを再起動する。
解決方法5:ゲームのGPUとOBSのGPUを分離する
マルチGPU環境(iGPU + dGPU)の場合:
Windowsの設定 → システム → ディスプレイ → グラフィック
→ OBSを選択 → オプション
→「省電力」(iGPU)に設定
→ OBSのプレビューをiGPUで処理
→ ゲームはdGPU(RTX等)が担当
→ GPU競合が解消される
解決方法6:シーンのソース数を減らす
1シーンに多くのソースがある場合:
→ ブラウザソース・動画ソースが特に重い
対処法:
・非表示でも読み込まれているブラウザソースを削除
・動画の解像度を下げてから使用
・同じシーンに10以上のソースがある場合は分割を検討
解決方法7:GPU使用率の確認
タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)
→「パフォーマンス」→「GPU」
GPU使用率が90%以上の場合:
→ OBSプレビューよりもゲーム・配信エンコードの最適化を優先
→ NVENCエンコードに変更
→ ゲームのFPS上限を設定
プレビューFPSの設定
OBS → 設定 → 一般
→「プレビューFPS」(一部のOBSバージョンで表示される)
OBSのプレビューは映像設定のFPSに従うため
出力FPSを下げるとプレビューも軽くなります。
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
まとめ
- プレビューのカクつきは録画・配信品質に影響しない
- 最も効果的な解決策はプレビューを無効にする
- スタジオモードをオフにすると描画負荷が半減する
- マルチGPU環境ではOBSをiGPUで動作させると改善する
- レンダラーをDirectX 11にすると安定することが多い
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