OBS Guide
自動構成ウィザード配信テスト帯域幅テストTwitchYouTube

OBS 配信テスト・設定確認ガイド【Twitch・YouTube対応・実機検証】

OBSの自動構成ウィザードでTwitchの最適設定を自動決定する手順と、YouTubeへのストリームキー設定・配信確認方法を実機スクショ付きで解説。初回セットアップから配信品質の監視まで完全ガイド。

公開: 2026-03-05  /  更新: 2026-03-29

OBSの自動構成ウィザードを使えば、PCスペックと回線速度に応じた最適な配信設定を自動で決定できる。Twitchならアカウント連携後に帯域幅テストを実施して設定を適用するだけでよい。

OBS配信設定全般については「OBS配信設定おすすめガイド」も参照してほしい。


自動構成ウィザードとは

OBSに内蔵されている機能で、以下を自動で決定してくれる。

  • 配信ビットレート(回線速度から算出)
  • エンコーダ(NVENC / x264)
  • 解像度・FPS
  • 接続サーバー(最も安定したサーバーを自動選択)

手動で設定するより時間がかからず、PCと回線に合った設定が得られるため、初回セットアップや設定を見直したいときに活用できる。


ウィザードの起動からTwitch接続まで

ステップ1:自動構成ウィザードを開く

OBSのメニューバーから「ツール」→「自動構成ウィザード」をクリックする。

OBSのツールメニューから自動構成ウィザードを開く

ステップ2:使用目的を選択する

配信のために最適化し、録画は二次的なものとする」を選んで「次へ」をクリックする。

OBS自動構成ウィザードの使用情報画面・配信を主目的に選択

録画専用の場合は「録画のために最適化し、配信はしない」を選ぶ。

ステップ3:映像設定を確認する

基本解像度とFPSを設定する。

OBS自動構成ウィザードの映像設定・1920x1080・60fps
項目推奨設定
基本(キャンバス)解像度現在の値を使用(1920x1080)
FPS60または30のいずれか、可能なら60を優先

通常はデフォルトのままで問題ない。「次へ」をクリックする。

ステップ4:TwitchアカウントをOBSに接続する

サービスのドロップダウンから「Twitch」を選択し、「アカウント接続(推薦)」をクリックする。

OBS自動構成ウィザードの配信情報画面・Twitchを選択しアカウント接続ボタン

OBS内にTwitchのログイン画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力してログインする。

OBS内に表示されるTwitchログイン画面

ログイン後、「接続されたアカウント」にユーザー名が表示されたことを確認する。以下にチェックが入っていることを確認して「次へ」をクリックする。

Twitchアカウント接続後の配信情報画面・ハードウェアエンコードと帯域幅テストにチェック
チェック項目説明
ハードウェアエンコードを優先するNVENCなどGPUエンコードを使用(CPU負荷を下げる)
帯域幅のテストでビットレートを推定する回線速度から最適なビットレートを自動算出

帯域幅テストの結果を確認する

ステップ5:帯域幅テストの実施

「次へ」をクリックすると帯域幅テストが自動で始まる。数分かかる場合がある。

OBS自動構成ウィザードの帯域幅テスト実行中・33%進捗表示

ステップ6:推奨設定を確認して適用する

テスト完了後、推奨設定が表示される。

OBS自動構成ウィザードのテスト完了画面・Twitch・Tokyo・6000kbps・NVENC・1080p60

NURO光10Gプラン・有線接続の環境でもビットレートは6000kbpsが推奨された。これはTwitchの配信ビットレート上限が6000kbpsに設定されているためで、回線速度に余裕があっても6000kbpsより高い値にはならない。

項目推奨設定値
サービスTwitch
サーバーAsia Pacific (Tokyo)
映像ビットレート6000 kbps
配信エンコーダハードウェア(NVENC, H.264)
録画エンコーダハードウェア(NVENC, H.264)
基本解像度1920x1080
出力解像度1920x1080
FPS60

内容を確認して「設定を適用」をクリックすれば完了。

適用後、設定 → 出力 → 配信タブを開いてエンコーダが「ハードウェア (NVENC, H.264)」になっていることを確認する。RTX 5070 TiなどNVIDIA GPUの環境では必ずNVENCが選択されているはずだが、まれにソフトウェア (x264) に戻っている場合があるので念のため確認しておく。


YouTubeへの配信設定

YouTubeへ配信する場合は、自動構成ウィザードではなくストリームキーを使った手動設定が確実です。

ステップ1:YouTube Studioでストリームキーを取得する

YouTube Studio を開き、左メニューの「コンテンツ」→「ライブ配信」→「エンコーダ配信」を選択する。

YouTube Studioのエンコーダ配信ページ・新しいストリームキーを作成するボタン

ストリームキーのプルダウンから「新しいストリームキーを作成」を選択する。

YouTube Studioでストリームキーを新規作成する画面・名前とプロトコル設定

名前を入力し、プロトコルは「RTMF(デフォルト)」のまま作成する。作成後、ストリームキーは文字列では表示されない。右側のコピーボタンをクリックするとクリップボードに自動コピーされる。

YouTube Studioのストリームキー・右側のコピーボタンをクリックしてコピーする

ステップ2:OBSにストリームキーを設定する

OBSの「ファイル」→「設定」を開く。

OBSのファイルメニューから設定を開く

配信」タブを開き、サービスを「YouTube - RTMPS」に変更する。「ストリームキー」欄にYouTube Studioでコピーしたキーを貼り付ける。

OBSの配信設定画面・サービスをYouTube RTMPSに設定してストリームキーを貼り付ける

ステップ3:配信開始・接続を確認する

OBSの「配信開始」ボタンを押す。右下のステータスバーに赤い●と「LIVE」が表示されれば接続成功。

OBSで配信開始後の画面・右下にLIVE表示で配信中を確認 OBSでYouTubeライブ配信中のタスクバー表示

YouTube Studio側のエンコーダ配信ページでもプレビュー映像が表示され、配信が届いていることを確認できる。

YouTube Studioのエンコーダ配信画面・OBSからの映像がプレビューに表示されライブ配信中

統計ウィンドウで配信品質を監視する

配信開始後は統計ウィンドウで問題がないか確認する。

OBS → ドック → 統計
確認項目正常値
キャプチャFPS設定値と一致(30または60)
エンコードFPSキャプチャFPSと同じ
ドロップされたフレーム0〜0.1%
CPU使用率80%以下

ドロップが増える場合はビットレートを下げるか、配信サーバーを変更する。


検証環境

項目内容
CPUIntel Core i9-14900K
GPUNvidia RTX 5070 Ti
メモリDDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
OBSバージョン32.0.4
回線NURO光 10Gプラン
ONUZXHB F2886Q
NICIntel X550-T2
LANカテゴリ6e(有線接続)

まとめ

  • 自動構成ウィザードは「ツール」メニューから起動する
  • 配信目的を選択 → 映像設定 → サービスとアカウント接続 → 帯域幅テストの順に進む
  • TwitchはOBS内のログイン画面でアカウント連携する
  • テスト完了後に推奨設定が表示されるので「設定を適用」で反映する
  • YouTubeはYouTube Studioでストリームキーを取得してOBSの配信設定に貼り付ける
  • 配信開始後は統計ウィンドウでフレームドロップとCPU使用率を確認する

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