OBS Guide
配信切断接続できないネットワーク配信

OBS 配信が突然切れる・接続できない原因と解決方法

OBSで配信中に突然切断される・配信が始まらない原因と解決方法を解説。ネットワーク・サーバー・ビットレート設定それぞれの原因別に対処法をまとめています。

公開: 2026-03-05

結論:配信が切れるときの対処手順

  1. 有線LAN接続に変更する
  2. ビットレートを下げる(現在の70〜80%に)
  3. 配信サーバーを変更する

症状の確認

症状原因候補
配信開始直後に切れる認証エラー・ビットレート設定
数分後に定期的に切れる回線の不安定
不定期に切れる回線・ルーター問題
画面が止まって切れるフレームドロップ後の切断

解決方法1:有線LAN接続に変更する

Wi-Fiは電波状況によって速度が不安定になります。有線LAN接続に変えることで多くのケースが解決します。

対処:
LANケーブルでPCをルーターに直接接続
→ Wi-Fiをオフにする

有線接続が難しい場合はWi-Fiルーターとの距離を縮め、5GHz帯を使用してください。


解決方法2:ビットレートを下げる

ビットレートが回線の上り速度を超えると、バッファが詰まって切断されます。

OBS → 設定 → 出力 → 配信タブ

現在のビットレートの70〜80%に下げる

例:
6,000 kbps → 4,500 kbps
4,000 kbps → 3,000 kbps

解決方法3:配信サーバーを変更する

接続先サーバーが混雑・不安定な場合、別サーバーに変更すると改善することがあります。

OBS → 設定 → 配信

Twitch:
サーバー: Asia (Tokyo)等の地理的に近いサーバーに変更

YouTube:
サーバー: Primary YouTube ingest server
(または別のサーバーを試す)

解決方法4:配信キー(ストリームキー)を確認する

認証エラーが原因で切断される場合、ストリームキーが期限切れのことがあります。

各プラットフォームのダッシュボードで
→ 新しいストリームキーを生成
→ OBSに貼り直す

解決方法5:ファイアウォールの設定確認

Windowsのファイアウォールで
OBSが送信を許可されているか確認

Windowsセキュリティ → ファイアウォール
→ アプリのファイアウォール経由のアクセス許可
→ OBS Studioが「プライベート」「パブリック」両方許可

解決方法6:動的ビットレートを有効化

回線速度の変動に対応するため、動的ビットレートを使います。

OBS → 設定 → 詳細設定
→「動的ビットレートを有効化(試験的)」にチェック

最大ビットレート: 設定ビットレートと同じ
最小ビットレート: 2,000 kbps

統計ウィンドウで原因を特定する

OBS → ツール → 統計

「ドロップされたフレーム(ネットワーク)」が増加している場合
→ 回線の問題

「ドロップされたフレーム(エンコード)」が増加している場合
→ PC負荷の問題

OBSのログで原因を確認する

OBS → ヘルプ → ログファイル → 現在のログファイルを表示

"Failed to connect to server"
→ サーバー接続失敗

"Maximum socket send buffer size is"
→ パケット損失

"Encoder overloaded"
→ エンコード負荷過多

検証環境

CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
回線: 有線 1Gbps

まとめ

  • まず有線LAN接続に変更する(Wi-Fiの不安定が最多原因)
  • ビットレートを現在の70〜80%に下げて安定させる
  • 配信サーバーを変更して別のサーバーを試す
  • 動的ビットレートで回線変動に自動対応
  • 統計ウィンドウでネットワーク起因かエンコード起因か特定する

関連記事