結論:配信が切れるときの対処手順
- 有線LAN接続に変更する
- ビットレートを下げる(現在の70〜80%に)
- 配信サーバーを変更する
症状の確認
| 症状 | 原因候補 |
|---|---|
| 配信開始直後に切れる | 認証エラー・ビットレート設定 |
| 数分後に定期的に切れる | 回線の不安定 |
| 不定期に切れる | 回線・ルーター問題 |
| 画面が止まって切れる | フレームドロップ後の切断 |
解決方法1:有線LAN接続に変更する
Wi-Fiは電波状況によって速度が不安定になります。有線LAN接続に変えることで多くのケースが解決します。
対処:
LANケーブルでPCをルーターに直接接続
→ Wi-Fiをオフにする
有線接続が難しい場合はWi-Fiルーターとの距離を縮め、5GHz帯を使用してください。
解決方法2:ビットレートを下げる
ビットレートが回線の上り速度を超えると、バッファが詰まって切断されます。
OBS → 設定 → 出力 → 配信タブ
現在のビットレートの70〜80%に下げる
例:
6,000 kbps → 4,500 kbps
4,000 kbps → 3,000 kbps
解決方法3:配信サーバーを変更する
接続先サーバーが混雑・不安定な場合、別サーバーに変更すると改善することがあります。
OBS → 設定 → 配信
Twitch:
サーバー: Asia (Tokyo)等の地理的に近いサーバーに変更
YouTube:
サーバー: Primary YouTube ingest server
(または別のサーバーを試す)
解決方法4:配信キー(ストリームキー)を確認する
認証エラーが原因で切断される場合、ストリームキーが期限切れのことがあります。
各プラットフォームのダッシュボードで
→ 新しいストリームキーを生成
→ OBSに貼り直す
解決方法5:ファイアウォールの設定確認
Windowsのファイアウォールで
OBSが送信を許可されているか確認
Windowsセキュリティ → ファイアウォール
→ アプリのファイアウォール経由のアクセス許可
→ OBS Studioが「プライベート」「パブリック」両方許可
解決方法6:動的ビットレートを有効化
回線速度の変動に対応するため、動的ビットレートを使います。
OBS → 設定 → 詳細設定
→「動的ビットレートを有効化(試験的)」にチェック
最大ビットレート: 設定ビットレートと同じ
最小ビットレート: 2,000 kbps
統計ウィンドウで原因を特定する
OBS → ツール → 統計
「ドロップされたフレーム(ネットワーク)」が増加している場合
→ 回線の問題
「ドロップされたフレーム(エンコード)」が増加している場合
→ PC負荷の問題
OBSのログで原因を確認する
OBS → ヘルプ → ログファイル → 現在のログファイルを表示
"Failed to connect to server"
→ サーバー接続失敗
"Maximum socket send buffer size is"
→ パケット損失
"Encoder overloaded"
→ エンコード負荷過多
検証環境
CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4
回線: 有線 1Gbps
まとめ
- まず有線LAN接続に変更する(Wi-Fiの不安定が最多原因)
- ビットレートを現在の70〜80%に下げて安定させる
- 配信サーバーを変更して別のサーバーを試す
- 動的ビットレートで回線変動に自動対応
- 統計ウィンドウでネットワーク起因かエンコード起因か特定する