OBS Guide
録画フォーマットMKVMP4設定

OBS 録画フォーマットの選び方【MKV・MP4・MOV比較】

OBSの録画フォーマット(MKV・MP4・MOV・TS・FLV)の違いと使い分けを解説。用途別のおすすめフォーマットと注意点をまとめています。

公開: 2026-03-05

結論:録画フォーマットの選び方

  • 普段使い・ゲーム録画MKV(クラッシュ対策)
  • そのまま投稿・配布MP4(互換性重視)
  • 編集素材MKV→編集後MP4書き出し

MKVをデフォルトにして、必要に応じてOBSのリマックス機能でMP4に変換する運用が最も安全です。


各フォーマットの特徴

MKV(Matroska Video)

OBSでの録画に最も推奨されるフォーマット
  • 録画中にOBSがクラッシュ・強制終了してもそれまでの映像が保持される
  • ファイルサイズ・画質はMP4と変わらない
  • 動画編集ソフトでは読み込めないものがある(DaVinci ResolveはOK)
  • OBSのリマックス機能で品質劣化なしにMP4変換可能

MP4(MPEG-4)

再生互換性が最も高いフォーマット
  • ほぼ全てのデバイス・ソフトで再生・編集可能
  • YouTubeなど動画サービスへの直接投稿に適している
  • 録画中にクラッシュするとファイルが壊れる可能性がある
  • ゲーム録画のような長時間録画では特にリスクが高い

MOV(QuickTime Movie)

  • Apple製品での編集・再生に最適
  • Windowsではコーデック追加が必要なことがある
  • Windows環境での録画には非推奨

TS(MPEG Transport Stream)

  • 放送・ライブ配信向けの堅牢なフォーマット
  • 録画中のクラッシュに強い(MKVと同等)
  • ファイルサイズがやや大きい
  • 編集ソフトでの互換性がやや低い

FLV(Flash Video)

  • 古い形式。現在は非推奨
  • 互換性・品質ともにMKV/MP4に劣る

フォーマットの設定方法

OBS → 設定 → 出力 → 録画タブ
録画フォーマット: MKV(推奨)

MKVをMP4に変換する

OBS → ファイル → 録画を再多重化

録画したMKVファイルを選択すると、同じフォルダに品質劣化なしでMP4が生成されます。元のMKVも残ります。


用途別おすすめ設定

用途フォーマット理由
ゲーム録画MKVクラッシュ対策
YouTube投稿MP4(MKVから変換)互換性
動画編集素材MKV安全性・DaVinci対応
配信のアーカイブMKV長時間録画の安全性
iPhone/iPadで再生MOV or MP4Apple互換

ファイルサイズの目安

1080p60fps録画でのファイルサイズ目安(エンコーダ:NVENC H.264):

ビットレート/品質1時間のファイルサイズ
CQP 18(高品質)約15〜25GB
CQP 22(標準)約8〜15GB
50,000 kbps固定約22GB
20,000 kbps固定約9GB

ゲームの動きが激しいほどCQPモードはファイルサイズが増加します。


録画先のドライブについて

高ビットレートで録画する場合、録画先のドライブ速度も重要です。

  • NVMe SSD:最も推奨。書き込み速度が高く録画中のカクつきがない
  • SATA SSD:十分な速度があり問題なし
  • HDD:書き込み速度が低く、高ビットレート録画では録画カクつきの原因になることがある

OBSの録画保存先は以下で変更できます。

設定 → 出力 → 録画ファイルのパス

検証環境

CPU: Intel Core i9-14900K
GPU: Nvidia RTX 5070 Ti
メモリ: DDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD: 3ドライブ構成
電源: 1000W
CPUクーラー: ROG RYUJIN III 360
OBS: 32.0.4

まとめ

  • 録画にはMKVがクラッシュに強く最も安全
  • 投稿・配布用にはMP4(MKVから変換)
  • OBSのリマックス機能で品質劣化なしに変換可能
  • 高ビットレート録画はNVMe SSDに保存する

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