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OBS配信・録画に必要なPCスペック【2026年版・用途別推奨構成】

OBSを使った配信・録画に必要なPCスペックを解説。CPU・GPU・RAM別の推奨スペックと、ゲーム配信・録画・4K対応の用途別構成をまとめています。

公開: 2026-03-05  /  更新: 2026-03-29

OBS配信・録画に必要なPCスペックは用途によって異なる。ゲーム配信ならNVIDIA GPU(RTX 3060以上)があればNVENCで快適に配信できる。CPUはCore i7以上が目安。

OBS配信設定全般については「OBS配信設定おすすめガイド」も参照してほしい。


OBS配信・録画に必要な最低スペック

パーツ最低快適高品質配信・録画
CPUCore i5 第10世代Core i7 第12世代Core i9 第13世代以降
GPUGTX 1060RTX 3060RTX 4070以降
RAM16GB32GB32GB以上
ストレージHDD 1TBSSD 500GBNVMe SSD 1TB以上
回線上り 5Mbps上り 10Mbps上り 50Mbps以上

GPU(グラフィックカード)の重要性

OBSのNVENCエンコードを使うにはNVIDIA GPUが必要です。

GPU対応コーデック用途
GTX 1660以降NVENC H.2641080p60配信・録画が安定
RTX 3060以降NVENC H.265高品質録画・配信が快適
RTX 4070以降NVENC AV1最新コーデックで高効率録画

CPU別の推奨用途

CPU用途
Core i5 第12〜13世代720p〜1080p配信(NVENC使用)
Core i7 第12〜13世代1080p60配信・録画
Core i9 第13〜14世代1440p〜4K録画・配信
Ryzen 5 7600X720p〜1080p配信
Ryzen 7 7700X1080p60配信・録画
Ryzen 9 7900X / 9900X高品質録画・4K

※本サイトの実機検証はIntel(Core i9-14900K)環境で実施。Ryzenも同世代・同クラスであれば同等のパフォーマンスが得られます。


ゲーム配信に必要なスペック

ゲームをプレイしながら配信する場合、ゲームとOBSの負荷を合算して考えます。

軽量ゲーム(マインクラフト・Among Us等)+ 配信

パーツ推奨
CPUCore i5 第12世代 / Ryzen 5 7600X
GPURTX 3060
RAM16GB
配信品質1080p60・6,000kbps配信が可能

重量ゲーム(原神・Escape from Tarkov等)+ 配信

パーツ推奨
CPUCore i7 / Core i9
GPURTX 4070以上
RAM32GB
配信品質1080p60・6,000kbps配信が快適

NVENCの世代別機能

GPU世代NVENC対応コーデックB-Frames
GTX 10xxH.264なし
GTX 16xx / RTX 20xxH.264 + H.265H.264のみ
RTX 30xxH.264 + H.265H.264 + H.265
RTX 40xxH.264 + H.265 + AV1全対応

B-Framesは同ビットレートで画質が上がる機能です。RTX 30xx以降で最も効果的です。

実機(Core i9-14900K + RTX 5070 Ti)でのCPU使用率実測値:

NVENC使用時(OBS CPU使用率:0.4〜1.0%) OBS NVENC録画中のCPU使用率実測・i9-14900K環境での負荷計測 x264使用時(OBS CPU使用率:3.0〜3.3%) OBS x264録画中のCPU使用率実測・i9-14900K環境での負荷比較

メモリ(RAM)の必要量

環境RAM消費量
OBS単体約300〜500MB
OBS + ゲーム8〜16GB
OBS + ゲーム + Discord + ブラウザ16〜24GB

32GBあれば不足によるカクつきを防げる。


ストレージの選択

録画設定必要書き込み速度推奨ストレージ
1080p60 (6,000kbps)約1 MB/sHDDで十分
1080p60 (20,000kbps)約2.5 MB/sHDDで十分
4K60 (50,000kbps)約6 MB/sSSD推奨

各ストレージの実際の書き込み速度:HDD 80〜200 MB/s、SATA SSD 400〜550 MB/s、NVMe SSD 3,000〜7,000 MB/s。

ビットレート的にはHDDでも問題ありませんが、録画と同時にゲームをロードする場合はSSDを推奨します。


実機リソース使用状況(NVENC録画中)

OBS統計ウィンドウ(ドック → 統計)で録画中のパフォーマンスを確認できる。

OBS統計ウィンドウ・録画中のCPU・エンコード・レンダリング状況

Windowsタスクマネージャーのパフォーマンスタブでの実測値(Core i9-14900K + RTX 5070 Ti・NVENC録画中):

Windowsタスクマネージャー・OBS NVENC録画中のCPU使用率 Windowsタスクマネージャー・OBS NVENC録画中のGPU使用率 Windowsタスクマネージャー・OBS録画中のメモリ使用量

検証環境(本サイトの検証PC)

項目内容
CPUIntel Core i9-14900K
GPUNvidia RTX 5070 Ti
メモリDDR5 64GB (32GB×2) 6000MHz
SSD3ドライブ構成
電源1000W
CPUクーラーROG RYUJIN III 360
OBSバージョン32.0.4

まとめ

  • ゲーム配信の最大の瓶首はGPU(NVENC性能)
  • RTX 3060以上あれば1080p60配信・録画が快適
  • RAMは32GB推奨(16GBでは足りないことがある)
  • ストレージは録画専用SSDを用意するのがベスト
  • 4K録画・配信にはRTX 4070以上が実用的

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